施設から在宅への政策で大丈夫か?
病院死から在宅死への誘導を国は目指していますが、何といってもその本当の理由は財政難であることは明らかです。そのため診療報酬は在宅医療に真剣に取り組む医療機関には手厚く、24時間の巡回介護など、新しいシステムも導入しつつあります。
今朝の北海道新聞に、エッセイストの遥洋子さんのインタビュー記事が載っていました。自らの15年間にわたる両親の介護経験をもとに、在宅介護の現実について語っています。政府・与党が示す一体改革案では少子化対策として、子育て支援で女性の職場復帰を促すとしている一方、在宅介護は実態として女性の自己犠牲で成り立っていると指摘。いくら在宅医療・介護のシステムが構築されてきているといっても、女性の力抜きでは語れないのが現実のようです。先が見えない介護で仕事をあきらめる女性は相当数いるといいます。
国が在宅介護をあたかも理想像のようにみなして推進するのは現実離れしていると語っています。医療・介護の一端を担う者として同感です。
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