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胃がんのリスク検診(ABC検診)
・ABC検診とは、胃がんにかかりやすいかどうかを調べる検査です。
・「胃粘膜の老化」をあらわすペプシノゲン検査と、「かいよう」の原因であるピロリ菌検査の2種類の血液検査を組み合わせ、胃がんになりやすいかどうかをABCの3段階で判定します。
| 検査 | 陰性 | 陽性 |
|---|---|---|
| ヘリコバクタ・ピロリ | A | B |
| ペプシノーゲン | (D) | C |
≪A≫健康な胃粘膜です。将来胃の疾患にかかるリスクは極めて低いです。
≪B≫消化性潰瘍に注意が必要です。少数ながら胃がんの可能性もあります。
≪C≫胃の疾患のリスクが高いタイプです。定期的な内視鏡検査を1~2年毎に受けましょう。
≪(D)≫胃の粘膜が老化し、ピロリ菌も住めなくなった胃の状態です。胃がんのリスクが高いため、年に1回の内視鏡検査が必要です。
それぞれの頻度は以下の通りです。
A群 21% B群 50% C群 28% D群 1%
・検査方法は?・・・1本採血するだけです。
・検診費用は?・・・4,000円 (保険適応外です)
・ピロリ菌の除菌治療を受けた方、潰瘍等で治療中の方、胃切除後の方、高度の腎機能障害のある方は検査結果に影響があるため、対象外となります。
ピロリ菌について
日本人の約半数がピロリ菌をもっています
ピロリ菌は5歳までの間に口から感染します。一度感染すると持続感染し、その陽性率は年齢とともに増加します。60歳の方で60%以上の方が感染者であり、日本には6000万人の感染者がいるといわれています。
ピロリ菌は潰瘍だけでなくがんの発生に関係しています
ピロリ菌は胃がんの最大の原因であることがわかっており、感染者の0.5%が毎年胃がんを発症します。つまり10年間に20人に1人が発症することになります。
