除雪の際の事故
このところ、小樽市内では屋根の雪下ろしの際の死亡事故が2件起きています。一人は消防隊員、もう一人は柔道高段者の警察官でした。やはり危険な作業はできるだけ一人ではやらず、複数の人で細心の安全対策のもとで行わなければならないことを実感します。
ところで、けがだけでなく、除雪の際の心血管イベント、すなわち脳卒中や心筋梗塞のリスクにも注意が必要です。
もともと人間は朝の起床時に血圧が上昇します。通常は10から20程度の上昇ですが、それがより大きく変動する人が高血圧患者さんの半数程度存在するといわれています。
夜間に大雪が降った場合、朝起床してすぐに外に出て雪かきを始める人がいますが、それは禁物です。できれば30分程度はまず体を温め、さらにお湯などを飲んで、就寝中に発汗で失われた水分(概ね200~300mlといわれています)を補い、血液が血管の中で詰まりづらくする必要があります。熱いお茶を、と考える方も多いと思いますが、お茶は利尿作用があるため飲んだ分だけ体の中に吸収されないので効率が悪くお勧めできません。冷やしていないスポーツドリンクでもよいでしょう。とにかく、朝の除雪の前には水分を接種して、倒れないように心がけましょう。
コメント
